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GINJI AI PRACTICAL LIBRARY

BOOK 10 · 2026年9月24日改訂

ChatGPT
完全攻略ガイド

会話から、資料を使って仕上げる仕事へ。

目安 45分14章実践テンプレート付き
この1冊のゴールChat・Work・Codexを使い分け、根拠のある成果物を1つ完成させる
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ChatGPTを「質問に答える画面」としてだけ使うと、活用の幅が狭くなります。いまは、相談する、調べる、資料を読む、ファイルを作る、ツールで作業する、という使い方があります。この本では、2026年9月24日時点の公式情報をもとに、入口から完成品の確認までを整理します。

1. 最初に、3つの使い方を分ける

入口 向いている依頼 最初に渡すもの
Chat 質問、相談、短い下書き、言い換え 目的と必要な材料
Work 調査、複数資料の整理、まとまった成果物の作成 資料、完成条件、操作の範囲
Codex コード、作業フォルダ、開発ツールを使う仕事 対象プロジェクトと確認方法

公式ドキュメントでは、ChatGPT Workは調査・分析・ファイル制作・接続ツールでの作業などを進める入口として説明されています。機能はプラン、端末、地域、展開状況、組織の設定で異なります。「他の人の動画で見えた」ことと「自分の環境で使える」ことを分けて確認してください。Use ChatGPT

2. まず15分で1つ作る

最初から大量の資料を渡す必要はありません。自分で正誤を確認できる短いメモを用意し、1つの成果物へ変えます。

  1. ChatGPTへログインし、使える画面・モードを確認する。
  2. 個人情報を含まない練習用メモを入力、またはファイルを添付する。
  3. 誰に何を伝える文書かと、完成形を指定する。
  4. 返ってきた内容を原文へ照合する。
  5. 必要なら修正し、ファイルやテキストとして保存する。
そのまま使えるテンプレート
次のメモから、初参加者向けの案内文を400字程度で作ってください。
冒頭に日時・場所・目的、続いて準備するもの、最後に当日の流れを置きます。
メモにない情報は補わず「未定」にしてください。
完成後、日時・持ち物・参加方法を原文と照合します。
【メモ】ここへ貼る

「案内文を作って」から一歩進み、完成条件と照合まで頼むのがポイントです。手順を説明して終わってしまったら、「説明ではなく、使える案内文そのものを完成させて」と補足します。

3. モデル名より、仕事に必要な力を見る

2026年9月22日の公式更新で、GPT-6 SolとGPT-6 LunaはCodexとChatGPT Workへ展開開始と案内されました。公式モデル説明では、Solは複雑な仕事と日常業務、Lunaは焦点が絞られた仕事、Astraは特に難しい推論や複数ツールをまたぐ仕事に位置付けられています。Sol/Lunaを通常のChat画面ですべて使える、と読み替えないでください。Models

選び方の基本は、短い整形や言い換えなら軽い設定で試し、複数資料の矛盾の判断や複雑な制作には推論を厚くすることです。表示されるモデルや速度・思考設定は環境で異なります。毎回もっとも重い設定にするより、成果物の品質と利用量を見て調整します。

同じ公式ページにはGPT-5.5の2026年10月14日のChat・Work・Codexでの提供終了予定もあります。モデルの提供終了と、カスタムGPTsの機能変更は区別して確認してください。Models

4. 調べ物は「答え」と「根拠」をセットにする

そのまま使えるテンプレート
初心者向けのオンライン講座で使う、資料作成ツールを3つ比較してください。
確認日は今日。公式の料金・機能・利用条件を優先します。
比較項目は、日本語対応/編集できる形式/共有方法/費用/向く用途。
各重要項目に出典リンクを付け、未確認のものは空欄にせず未確認と書きます。
最後に、どんな条件の人ならどれを選ぶかを説明してください。

リンクがあるだけで正しいとは限りません。金額や条件を確かめるときは、実際に出典を開き、該当する地域・プラン・日付かを見ます。まとめ記事と公式ページが食い違うなら、どの項目が違うのかを分けて確認します。

調査範囲を広げるほど良くなるわけでもありません。「初心者1人で使う」「日本語」「月に数本」のような前提がある方が、選ぶための比較になります。Workで調査と完成文書まで頼むときも、必須の比較項目を先に指定します。Prompting

5. ファイルを読ませるときの頼み方

PDF、表、文章などの資料を使う場合は、最初に何が読み取れたかを確認します。表の列名、件数、期間、単位、欠損値を把握しないまま結論へ進むと、集計はきれいでも前提が違うことがあります。

そのまま使えるテンプレート
添付表を分析します。まず列名、行数、対象期間、金額の単位、空欄を確認してください。
次に月別の合計と増減を表にします。
集計結果を元データの合計と照合し、除外した行があれば理由を示します。
最後に、データから分かることと、追加調査が必要な仮説を分けてください。

ファイルを作ってもらったら、開けるか、文字化けがないか、式や集計が合うかを確認します。画像だけで作った資料と、文字や図形を編集できる資料は違います。編集したいなら「文字を編集できる形式」と最初に伝えます。

6. ProjectsとMemoriesの使いどころ

継続する案件はプロジェクトへまとめ、資料や方針の入口をそろえます。Webのプロジェクトと、デスクトップで手元のフォルダを使うローカルプロジェクトでは扱いが異なります。すべての端末で同じファイル操作が使えるわけではありません。Projects

Memoriesは、継続的な好みや情報を扱う仕組みです。一方、価格表や開催日程のような変更に強く影響される事実は、現行の資料を正本にします。「前に話したはず」だけに頼らず、今回読むファイルを指定すると照合しやすくなります。Memories

そのまま使えるテンプレート
この案件では、商品条件は「商品情報_現行版」、表現は「口調ガイド」を使います。
過去の会話と資料が矛盾したら、相違を示して現行の確認先を提案してください。
納品前に、価格・対象・日程・申込先を正本へ照合します。

7. カスタム指示・メモリ・プロジェクトの土台を作る

元教材の土台は3つでした。カスタム指示は継続する希望、メモリは再利用される情報、プロジェクトは案件の資料と会話をまとめる場所です。どれか1つへすべてを詰める必要はありません。

カスタム指示は、設定のPersonalization(パーソナライズ)など、自分の画面にある項目から確認します。旧版の「2つの欄」という画面構成に固定せず、「あなたについて」と「回答方法」という2種類の情報を整理して登録します。公式のパーソナライズ案内

そのまま使えるテンプレート
【私について】
初心者向けのオンライン講座を運営しています。
難しい言葉は、日常の具体例とセットで説明したいです。

【回答方法の希望】
日本語。結論を先に述べ、短い段落で書きます。
私の実績・体験・商品価格は、提供した資料にある事実だけを使います。
最新情報が必要な場合は調べ、確認した日付と出典を添えてください。

価格、開催日、今回の相手の事情は、全会話共通の指示より案件の現行資料へ置きます。メモリも保存された内容を確認・管理し、「会話すればモデル自体が無限に学習する」とは捉えません。仕事ごとにプロジェクトを分け、共通の依頼テンプレートと良い作例を置き、実際の回答で参照されているか確かめます。

8. 調査と操作を、完成物までつなげる

短い事実確認は検索、複数の資料を調べ比較・レポートまで作る仕事はWorkや、利用画面にあるDeep Researchなどの調査機能を使います。名前だけで選ばず、対象・期間・比較項目・成果物を指定します。ページ数や所要時間は固定しません。

そのまま使えるテンプレート
初心者向け講座で使う予約ツールを調べ、比較レポートを作ってください。
運営者1人、日本語、月10件程度の利用です。
料金、予約変更、カレンダー連携を公式情報で確認します。
最初に調査範囲を示し、事実の比較表と、その条件での選び方をまとめてください。
重要な結論に出典を付け、未確認の条件は区別します。

ブラウザやPCの操作が使える環境では、調査の先の作業も頼めます。ただしChat・Work・Codex、端末、プラン、接続権限によって対応範囲は異なります。「フォームの入力案を作る」「下書きを保存する」「予約を確定する」は影響の違う工程です。何をどこまで行うかを伝え、結果の画面と保存先で確認します。使い方と実行範囲

そのまま使えるテンプレート
指定したイベントの予約候補を調べ、日時・場所・料金・キャンセル条件を表にしてください。
入力に必要な項目を整理し、まず比較と入力案までを作ります。
予約を確定する前に、選んだ内容と最終画面を私が確認できる形にしてください。

9. Plugins・Skillsで、繰り返す仕事を整える

Pluginsは接続機能や再利用できるワークフローなどを提供し、Skillsは仕事の進め方をまとめるために使えます。使えるツール、導入方法、呼び出し方は画面や組織設定で異なります。Skills and plugins

この特典のスキルZIPは、まずローカルのCodexまたはClaude Codeで使う手順を同梱しています。ChatGPTのWebへZIPを添付すれば必ず導入できる、とは案内していません。利用環境に合う導入先を、Skillsガイドと同梱の「はじめに」で確認してください。

旧教材のGPTsは、用途ごとに指示と資料をまとめた「自分専用のAI」を作る例でした。2026年9月24日に確認した公式案内では、個人向けのFree・Go・Plus・Proで新規GPTの作成・公開はできません。既存GPTの利用・編集、組織のBusiness・Enterprise・Eduでの作成には、それぞれプラン・権限の条件があります。旧版の「無料でも作成できる」という説明は更新しています。GPTの現在の作成条件

同じ公式案内では、対象EnterpriseのカスタムGPTは2026年12月11日に終了予定、他プランも同じ日程を予定し、アカウントごとの通知確認を求めています。移行先はPluginsとして案内されています。本特典は再利用する指示・資料・制作手順をSkillsへ整理しました。Skillsと、接続アプリなどを含むPluginsは同じ言葉ではありません。利用する環境で移行・実演・アクセス確認を済ませてから切り替えます。移行・終了予定の公式説明

元のGPTsの指示を移す場合も、固有のツールやファイルがそのまま使えるとは限りません。手順・辞典・サンプル・検品を一緒に移し、実際の入力で完成品を作って確かめることが大切です。

10. 料金・上限で迷わないために

公式ではFree、Go、Plus、Proなどの個人向けプランと組織向けプランが案内されています。地域、税、契約形態、キャンペーンによって表示金額や条件は変わるため、本書では固定の円価格を購入判断の根拠にしません。申し込み画面と公式料金ページを確認します。Pricing

WorkとCodexは利用上限を共有します。複雑な仕事や長い処理が増えると、利用量も増えます。課金の前に「何を何回使うか」「現在どこで上限に当たるか」を確認してください。プランを上げても出力の正確さが無条件に保証されるわけではありません。Use ChatGPT

11. よくあるつまずき

状態 次に確かめること
紹介された機能が見えない プラン、端末、地域、段階展開、管理者設定
手元のファイルが読めない ローカル環境か、対象フォルダが選ばれているか、権限
回答が一般論だけ 読者・資料・完成形・判断基準を追加
作ったと言うが見つからない 保存先とファイルの実在を確認
古い情報が混ざる 確認日と公式情報を指定し、出典を開く
原稿を勝手に送ろうとする 下書きまでか、送信までかを明示

12. 音声・画像・接続・定期実行を仕事へ組み込む

音声で考えを整理する

音声入力は話した内容を依頼文へ変える方法、VoiceはAIと会話を続ける方法です。相談の最後に「決まったこと、未定、次の作業をテキストで残して」と頼むと、会話を実務へ戻せます。DesktopのVoiceはプラン・展開状況・組織設定などの条件があり、すべての画面で一律に使えるわけではありません。ChatGPT Voice

画像を作り、使えるか確認する

サムネ、資料の図解、告知画像なら、用途、比率、載せる文字、色、参考のどこを使うかを渡します。「一発で完成」を前提にせず、文字の誤り、切れ、根拠のない数字、読みにくい配置を見直します。文字を後から編集したい資料は、画像1枚だけでなく編集できる本文も残します。

そのまま使えるテンプレート
整理収納の講座用に、「出す→分ける→戻す」の3ステップを示す図解を作ってください。
白地に青、横長16:9。各ステップの動きが分かる簡単なイラストを添えます。
表示する文字はこの3語と短い説明だけ。実績の数字や商品名は加えません。
生成後、文字・順序・余白を確認してください。

接続先の資料を使う

Gmail、Drive、カレンダーなどを利用できる接続があれば、「どの資料・どの期間・何をするか」を指定します。現在はPluginsの接続機能などが入口になる場合があります。読み取りができることと送信・編集ができることを区別し、必要なプラグインと権限を確認してください。Plugins

定期実行は1回の成功から始める

毎朝の要約などは、対応するScheduled機能へ定期実行として設定できます。まず普通の依頼で内容を試し、対象・頻度・時刻とタイムゾーン・知らせる条件を決めます。設定一覧で登録された条件と実行結果を確認し、不要になったら停止します。ローカル資料が必要な実行ではPCとアプリが動いている必要があります。定期タスクの公式案内

そのまま使えるテンプレート
毎週月曜9時、日本時間に、指定した公式サイトの先週の更新を確認してください。
変更点と仕事への影響を出典付きで短くまとめます。
まず今回1回だけ試し、その結果を見てから定期実行の対象と通知条件を決めます。
外部へ記事やメールは送信しません。

音声、画像、接続、定期実行が、すべて同じ料金で無制限に含まれるわけではありません。使いたい機能と実際の利用枠を確認します。

13. 土台から機能へ進める実践ルート

  1. カスタム指示へ継続する希望を登録する。
  2. 仕事ごとにプロジェクトを用意し、現行資料と良い作例を置く。
  3. リサーチ、操作、スキルなど、その仕事に必要な機能を1つ加える。
  4. 元資料と成果物を照合し、うまくいった依頼を保存する。

「ブログを書いて」なら、まず「子育て世帯向け、結論を先に、1文は短め、1,500字程度、提供した事実だけ」と具体化します。役割・文脈・出力形式を揃えるのが基本です。市場や競合のレポート、資料の構成と本文、CSVの分析、投稿・台本・メルマガへ応用できます。もっともらしい誤りを出典で確認し、顧客情報や秘密を不用意に入力せず、送信・公開・重要な判断の担当を決めて使います。

14. 今日の実践と合格チェック

自分のメモ1つから、案内文と準備チェックリストを作ります。日時や持ち物が両方で一致するかを確認し、翌日に再利用できるよう資料と成果物を保存してください。

出典・更新メモ

2026年9月24日改訂。モデル・提供面・料金・Skills導入経路を公式資料で再確認。更新が早い箇所は確認日と公式リンクを残し、固定価格や全員一律の機能提供を断定しない構成にしました。

NEXT STEP

今日の一歩を、1つだけ。

読み終えたら、気になったテンプレートを1つ試してください。次の仕事で使えたことが、学びの成果です。